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2013-02-23

制作風景【4】

マスクをはがしたとき消えたた線画をもう一度描きながら、ケルティックノットの文様をベースに「クロートー」の細部のデザインを考えます。

こちらの方は背景をガッシュでベタ塗りしているので、キャラクターもメインはガッシュになります。透明水彩と不透明水彩の使い分けはいろいろ考え方があるので、シチュエーションごとに一番いい答えを見つけたいですね。
20130222

 

例えば並行して進めているもう一点の「ラケシス」は、背景をベタ塗りする絵ではなかったようです。1日悩んだ末、書き直すことにしました。ポーズと背景の処理を変えます。

女の子「恵」のデザインは媚態もなく普通の感じが出てるんじゃないかな、と気に入ってます。

20130222_2

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漫画連載中は,例えばケルティックノットみたいな,フォークロアな装飾のパターンが自分の中にあまりないことがすごく気になっていました。漫画自体、ペンとインクで書くすごくフォークロアなものなので、CGデザインの装飾性(平滑なグラデーションとか整った分割とか)の対極の感覚が必要だと思います。

そんな理由もあって絵を描きながら傍らでデザイン要素に使うケルティックノットを練習しています。書いていると線を引くのが久しぶりに楽しくて、なかなかクセになります。

あれは文字を持たない古代ケルト人の表現だったらしいですが、あの組紐を延々と書くのはちょうどラケシスの「(運命を)織る」の意味とも符合するな、なんていうことを考えながら作業をしています。

(ギリシャもケルトもなんもかんも一緒くたで並べてしまうのがまんが描きの安易さですが、ナイトウィングはギリシャの女神ではなく創作の生き物なので関係ありません。)

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そういえば最初仮で作ったロゴは「ケルト系」というイメージで選びましたが、あれはアイルランド発祥の「インシュラーミナスキュール体」という書体らしいです。読みにくいだろうと思って変えました。「nighrってなんですかw」というつぶやきをみかけたことあるけど、あれはrでなくてtなのです。

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